2024年11月27日 | 「裏ハムラ法術後8年の経過について 再発は?」ページ更新しました。 |
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目の下のくま・たるみ治療検討お役立ちブログを訪問していただきましてありがとうございます。
私が目の下のクマ・たるみ治療に出会って15年以上が過ぎました。その間、こつこつと目の下のクマ・たるみ治療を担当させていただき、気付けば自身での手術執刀数が3000症例を超えました。
数多くのご相談をいただく中でよくお聞きするのが、「どの治療方法を選べばいいのか分からない」というお悩みです。
インターネット上には、クマ・たるみ解消に関する様々な情報がありますが、患者さまにとって、どの情報を参考にすればよいかをご自身で判断するのはなかなか難しいものです。
特定の偏った情報のみを参考にして「◯◯の治療なら、この手術方法が一番良いらしい」と考えてしまう方も多いのですが、実際には、患者さま1人1人の症状・求めるもの・価値観によって、最適な治療方法はそれぞれ異なります。(なぜ偏った情報があるのかはここで述べております。)
一つのすばらしい治療方法で全ての方の満足を満たせればよいのですがそれは不可能であることを診療の中で実感し、当院では必要があっていくつかの治療方法を使い分けています。そうする中で見えてくることを中心にこのブログではお伝えしています。
2013年4月から始めた当ブログに書いてある情報はおそらく他のどこを調べても出会わない情報もたくさん含まれていると思います。
必ずしも絶対正しいことを書くということではなく我々のグループで経験したことをもとに臨床現場で出会う事象にあわせて気持ちとしてお伝えしたいという内容になっております。今後も新たな情報を取り入れ、場合によっては内容を変更していくつもりです。
また今後治療を考えられている方の参考にもなるかと思います。
このブログが目元のクマやたるみでお悩み中の一部の方にでもお役に立てれば幸いです。
ここでは目の下のクマ・たるみ治療を検討する前に知っておくとよいお役立ち情報を書いております。
それぞれクリックしてご参照ください。
みなさんが治療を検討する際に何かと症例写真を通じて実際の手術結果などを参考にされると思います。目の下のクマやたるみは色と形の評価が必要であるため見るべきポイントを知っておくことがとても大切です。
目の下のクマ・たるみは本当に症状がさまざまです。いくつかの典型例をご紹介し、治療ができるのかできないのかどの程度の治療で改善できるのかなどに触れます。とても全てのパターンを説明することはできませんのでもっと知りたいかたは症例紹介を参照されてください。参考になると思います。
≪注射≫ | ||
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ボトックス (目尻、目の下の内側のシワ) | 1万~4万円程度 | |
ヒアルロン酸 | 3万~15万円程度 | 頬を持ち上げる場合は別途かかることが多いです。 |
PRP(wPRP) | 5万~20万円程度 | |
成長因子(グロースファクター) | 5万~20万円程度 | |
≪皮膚を切開する手術≫ | ||
ハムラ法(たるみ取り+眼窩脂肪移動術)などタルミ取り手術 | 30万~50万円程度 | |
≪皮膚を切開しない手術≫ | ||
経結膜脱脂法(脱脂) | 20万~40万円程度 | 「切らない目の下のくま・たるみ治療」と言われます。 |
経結膜的眼窩脂肪移動術 (経結膜的ハムラ法=裏ハムラ法) | 35万~50万円程度 | 「切らない目の下のくま・たるみ治療」と言われます。 |
脂肪注入 | 20万~40万円程度 | 注入範囲や脂肪の加工の仕方や量によることがあります。 |
目の下のくまやたるみに対して一般的に言われていることについて少し考察をしてみました。
今までに何千人という方の目の下のくまやたるみのご相談をいただきましたが、ご相談から治療後の経過までをみてきた経験からいくつかの考えをお伝えできればと思います。
目の下のくまを改善する方法として当院にお問い合わせいただく方々の中で「化粧品(ハイライトなど)ではくまを隠せないのですが自宅でくまを消す方法はありませんか?」とご相談をいただくことがあります。自宅でご自身でできる目の下のくまの解消方法としてよく言われる方法は例えば
・サプリメント、カシス(アントシアニン)、ブルーベリー、ハーブや飲むヒアルロン酸、飲むプラセンタなどの摂取によって解消する方法
・ホットアイマスクで目元を温める、レモンをクマにのせる、みみツボ、ヨガ、リンパマッサージなのど施術によって解消する方法
・ハイドロキノン、ルミキシルなど市販または皮膚科で処方してもらう美白剤を塗ることによって解消する方法
などです。
これらの対処法は個別に評価する前に確認しておかなければいけないことがあります。
これらの方法によってどういう原因が改善されるからクマが無くなるのかということが大切です。
では、目の下のくまの種類と原因にはどのようなものがあるのかといことについてふれてみたいと思います。
目の下のくまの種類はおもに色によるものと形によるものに分けられます。
色のクマは赤いくま(赤クマ)、青いくま(青クマ)、黒いくま(黒クマ)、茶色いくま(茶クマ)、くすみのような色素沈着のくまなどと表現されることが多く、形によるクマはハの字のくま、膨らみのくま、凹みのくまなどと表現されることが多いと思います。
また、くまの原因についてよく寝不足が原因ですか?と聞かれることがあります。
巷でよく言われる目の下のくまの原因には遺伝、血行不良(うっ血、ヘモグロビンの色)、運動不足、寝不足、栄養不足、疲労(疲れ)、アトピーなどによるこすりすぎ、日焼けなどと言われることがあります。
しかしながらもう少し専門的に目の下のくまを見た場合には検証の余地があります。
目の下の小じわがきになる方は非常に多いです。そしてこの小じわ対策はとても難しく、ある程度即効性はあるものの残念ながら持続性にかけることと根本的な解決方法が難しいというのが現状です。できてしまうとなかなか消すことができませんのでむしろできないように予防することが大切です。目の下の小じわの予防方法は主に化粧水・美容液・クリームなどによる保湿が王道となります。
出来てしまったものに対してはあるいは今後の予防をかねて行うにはやはり治療(照射、各種注射など)が必要になります。
ひどいときには朝起きると目の下が腫れてる?と思えるくらい目の下が膨らんでいたり、老化とともに皮膚のたるみが気になったりと目元の悩みは色々あると思いますが、実は目の下のふくらみは赤ちゃんでもすでに存在しいることがあります。