理想的な目元について

理想的な目元とはどのような目元でしょうか。
雑誌のモデルさんの目元などを見ていると綺麗な目元だなーと思うことがあると思います。
どうしてそれが綺麗な目元に見えるのかということを深く考えることはあまりないと思います。
おそらくすぐに思いつくことは「クマがない」「たるみがない」「シワがない」などではないでしょうか。
ここではあらためて「どうして綺麗に見えるのか」について考えていきたいと思います。

綺麗な目元の「形」について

一般的に目元が綺麗な方は目袋(目の下の膨らみ)が目立たず大きなたるみもありません。

それをあえて分解して考えると綺麗な目元には基本的な形があることに気づきます。

 

それはズバリ、

立体的な涙袋とその下から丸みをおびて頬につながる曲線

 です。

 

目元の理想的な形として「オージーカーブ(Ogee curve)」と表現されることがあります。

この言葉は「丸みをおびて頬につながる曲面」に対する表現ですが、正確に涙袋の下のアクセントについては言及されていないように思います。(あまり認識されていないことがあります。)

目元を専門的に治療している場合は涙袋の存在とその下のアクセントは無視できません。

  • 涙袋の存在は可愛らしい印象や優しそうな印象を与えます。
  • また、涙袋の下から頬にかけてなだらかにつながると目元がスッキリした印象になります。
  • そこにさらにもう一つの要素である「丸みをおびて」つながるという条件が整うとさらに若々しく健康的な印象になります。

これらの複合的な条件がそろったとき理想的な目元の形になっていると言えます。

この「丸みをおびて」目元から頬にかけてつながる曲線というのは顔全体を評価したときに顔の重心があがったように見える(=リフトアップして見える)という側面もあります。

これに関しては中顔面の若返りについて 中顔面の重心のお話し」も参考になると思います。

綺麗な目元の「クマの有無」について

ここまでは理想的な目元の「形」について書いてきましたが、今度は理想的な目元の「クマの有無」についてお話しをしようと思います。

綺麗な目元は形によるたるみもなければ色によるクマもありません。

このように綺麗な形を満たした上で、クマの色も全くない目元が本当に理想的な目元と言えます。

 

ただ、治療のことをお話ししますと現実的には必ずしもすべての条件を満たせないこともあります。

言い方を変えればなかなかすべてを満たせる症状というものはありません。

それぞれの症状によって到達できるゴールには違いがあるのです。

(そのときの治療選択の考え方については後述します。)

理想的な目元としてはシワはない方がいいのですが

理想的な目元としてはシワがないはりのある目元がより理想的な目元と言えます。

以前のハリのある目元を思い出すと今のシワを見て「このシワが気になります。」とご相談に来られることがあります。

目元のシワはないことが理想的なのですがシワのない目元を取り戻すのは実はとても難しいのが現状です。

ちなみに、シワとたるみは別物です。たるみは改善しやすいのですが、シワは難しいということになります。

ただし、もし、「形として美しい目元=シワがない目元のこと」だと思われていれば「目元のはり感と立体感は別」の記事を参考にされてみてください。少し考えが変わるかもしれません。

理想的な目元に近づくように治療を考えた場合

治療を前提に目元の症状を見る場合には以上のような条件を様々な角度から検証します。

眼球と頬との位置関係も確認する必要があります。

そして今ある症状に対してどうすれば理想的な目元に近づくことができるかを考える必要があります。

先ほど綺麗な形およびクマのない目元を満たすことが必ずしも容易ではないとお伝えしましたが、そのときの考え方の優先順位というものが存在します。

 

端的に言いますと、まず形を整えてから色のことを考えた方が近道をしやすいということです。

 

また、その考えを基本に治療方法を決めるために知っておくこべきことが二つあります。

目の下のくまやたるみ治療における外部の要因と内部の要因です。

詳細は以下のリンク先ページをご参照ください。

目の下のくま・たるみ治療を検討する上で知るべき外部要因

目の下のくま・たるみ治療を検討する上で知るべき内部要因

ここでは理想的な綺麗な目元について焦点を当ててお話をしました。

そこに近づくためには様々なことを考慮に入れる必要があります。

ただ、必ずしも手の込んだ治療のみを追求する必要はありません。

とりあえずもっとも気になっていることが解決できればそれでよいという考えもありだと思います。

前述の方々の症例紹介