笑ったときの目の下の膨らみ(左右差)について

笑ったきなど少し表情をつくったときに目の下が片側だけ膨らんでしまうのが気になるというご相談をよくいただきます。

目の下の膨らみは

目の下の膨らみの正体は眼窩脂肪という眼球を乗せているクッションの役目を果たす脂肪です。

そして、その脂肪を皮膚と表情を作る筋肉(眼輪筋)がおおっています。

笑った時の目の下の動きは

笑ったときには通常涙袋という膨らみがまつ毛のはえぎわにでてきます。

これは筋肉(力こぶ)による膨らみです。女性は涙袋が大きい方がかわいらしく見え、笑ってない状態でも涙袋がでている状態を好まれることが多いと思います。

ところが笑ったときに涙袋だけではなく目の下に大きな膨らみがでてくることがあります。

これは涙袋をつくる皮膚・筋肉を眼窩脂肪が後押ししているからです。

笑った時の左右の違いについて

つまり、笑ったときに出る症状は

①筋肉が縮むことによって涙袋が出てくることと

②それを眼窩脂肪が後押しする形

の二つの要素があります。

そして、その症状が右と左で出方が違うとそれを左右差として感じることとなります。

実際には①と②の要素が左右にそれぞれあり、その割合の違いということになります。

また、大笑いをしたときにはその左右差が縮まる傾向にあります。

治療を受けた結果

「笑ったときにでる左右差をなくしたいです。」

「笑ったときにでる膨らみが気になります。特に左側です。」

といったご相談をいただくことがよくあります。

笑ったときに左右両方にでる膨らみを気にするのであればおそらく眼窩脂肪の出っ張りがメインの症状ということになります。

ところが、左右差を気にした場合にはその要素が①涙袋を作る筋肉によるものの左右差なのか、②眼窩脂肪の左右差なのかによって治療の結果が変わってしまいます。

②の眼窩脂肪による要素は手術である程度改善しますが、①の筋肉による要素であればその差は残ってしまいます。

治療を受けるにあたって

②の眼窩脂肪によるよる要素はある程度改善されますが、①の筋肉の要素は残ってしまうため、結果的には左右差はある程度良くなるが完全になくならないということになります。

ときとして、左右差がなくなることがありますが、それはもとの左右差が②の眼窩脂肪による要素がメインであったためです。

ほとんどの場合は①と②の要素の混合ですので左右差が絶対に無くなるとは言えません。

結論

無表情のときの目の下のクマやたるみが今よりよくなればいいな。結果的に左右差が縮まればいいな。

という目的で治療を受けることはとてもお勧めできます。

しかしながら、左右差をなくす目的で治療を受けるとなると実際には左右差を消せないことがありますので注意が必要です。

治療方法によって治療後の違いに弱冠傾向があります。

例えばヒアルロン酸注入経結膜脱脂法経結膜的眼窩脂肪移動術との違いなどです。

診察の段階である程度話し合われるとよいと思います。