クリニック移転のお知らせ

2017年11月11日にあびこ駅前クリニックは東京都内へ移転いたしました。
移転に伴いクリニック名をプラストクリニックへと変更となりました。
ご不便をおかけしますが何卒宜しくお願い致します。

ゴルゴ線について(原因・治療法など)

年を重ねるにしたがって「ゴルゴ線が目立ってきた」など、「ゴルゴ線」という言葉をよく聞くと思います。

ここでは「ゴルゴ線」の原因や治療方法についてお伝えします。

ゴルゴ線とは

ゴルゴ線とはとある漫画の主人公の頬に独特のハの字の線が描かれていることが由来と言われています。

つまりは上のお写真で示していますピンク色のようなハの字の線状の影のことをいいます。

医学用語では「mid cheek goove(ミッド・チーク・グルーヴ)」と言います。

ゴルゴ線の原因

ゴルゴ線の原因は靭帯によります。顔面骨から皮膚に向かって立ち上がっている靭帯(zygomatic ligament)が存在し、そこだけ引っ張られているため表面からは線状のハの字に窪んで見えます。

加齢に伴ってでてくることが多いと思いますが実は幼少期からある方も珍しくありません。

実際には加齢に伴って靭帯およびその周囲の組織がハンモック状に緩むことによって靭帯部分の陰が強調されるために目立ってきます。

また、加齢とともにゴルゴ線付近の脂肪(SOOF)の萎縮や骨(上顎骨)の萎縮も関係しています。

ゴルゴ線の治療について

ゴルゴ線の治療は影を注射で埋める方法または影の上の乗っかっている緩んだ組織を引き上げるなどがあります。

注射による治療について

ゴルゴ線はハの字のくぼみに見えますのでシンプルに注射によってくぼみを浅くすれば良くなったように見えます。

注射でかなり綺麗に消える方と、靭帯の強さおよびその上のたるんだ組織の量によっては限界があることもあります。

注射で行う主な方法
  • ヒアルロン酸注射
  • レディエッセ(ハイドロキシアパタイト)注入
  • 脂肪注入
  • 成長因子注射

などがあげられます。

特に脂肪注入の場合は注入前にその場で靭帯(zygomatic ligament)に対して前処置を行ってから注入をすることがあります。

ヒアルロン酸注入による改善例

微細分離脂肪注入による改善例

手術による引き上げについて

ゴルゴ線の上の組織が緩んでくるとゴルゴ線がより強調して見えることがあります。

注射で限界がある方でも皮膚を引き上げることによってゴルゴ線の影が浅くなることが期待できます。

引き上げる方法は主に手術による引き上げ、または糸による引き上げがあります。

下眼瞼皮膚切開と同時に中顔面の引き上げを行った症例紹介

目元の皮膚のゆるみをとると同時にゴルゴ線にのっかる組織を引き上げています。

瞼の裏からの目の下の膨らみ移動および頬前面の引き上げを行った症例紹介

目元のクマやたるみの治療を考えた場合にはある程度広いご提案の中からご自身の考えにあったものを選ばれることが大切です。

ゴルゴ線の治療を考えた時に「中顔面の若返り」について知っておくとさらによいと思います。