ここではマイクロCRF(マイクロ・コンデンス・リッチ・ファット)注入についてお伝えします。
そのほか脂肪注入全般のお話につきましては経結膜脱脂法+微細分離脂肪注入のページをご参照ください。
マイクロコンデンスリッチファット(マイクロCRF)は採取した脂肪の加工方法の一つになります。
マイクロコンデンスリッチファット(マイクロCRF)には以下のような特徴があります。
結果的に採取した脂肪の10%の良質な脂肪を抽出することができます。
その脂肪に高密度で幹細胞が含まれていることが現在の研究でわかっています。
脂肪はジェル状に加工されています。
マイクロコンデンスリッチファット(マイクロCRF)注入には以下のようなメリットがあります。
脂肪がジェル状であるため、細かな影などにも注入が可能。(小じわには無理です。)
顔面のほとんどの部位に注入が可能。
定着した脂肪は半永久的に持続する。(これは一般的な脂肪注入のメリットと同じです。)
マイクロコンデンスリッチファット(マイクロCRF)注入には以下のようなデメリットが挙げられます。
高額な設備費用がかかるため、施術料金が高くなってしまう。
生着率(定着率)が高いことは間違いないが、それでも個人差があること。
目元に脂肪を注入できる技術がなければその効果がほとんど無意味になってしまうこと。
以前から脂肪注入による修正術を多数行ってまいりましたが、より精度を上げる必要性を感じましてこのたびマイクロCRFを導入する運びとなりました。
限られた注入量でより精度の高い結果を出す必要性がたびたび生じ、また、極細の針での注入が可能であるという点から、注入した脂肪の定着率を上げる目的での現段階で考えうるベストな方法かと思われます。
目元治療で最も大切なことはどのような条件を満たせば目元が綺麗に見えるかということです。
膨らみがないことや凹みがないことでだけでは目元は美しく見えないときがあります。
そして、それを実現するために脂肪をどのように注入をするかという「技術」的な側面が最も大切です。
ただ単に、マイクロコンデンスリッチファット(マイクロCRF)という脂肪を目元に注入すれば綺麗になるという考えは大きな間違いです。
ここでは経結膜脱脂法+マイクロCRF注入の症例紹介を行っております。
リスク:腫れ、内出血、痛み、しこりの形成、左右差、脂肪生着率の個人差などあります。
詳細は後述しております。
費用:経結膜脱脂法+マイクロCRF注入 55万円(税込み)
以前に目の下に脂肪注入をお受けになられていた方の膨らみに対して段差を修正する目的でマイクロコンデンスリッチファット(マイクロCRF)注入を行った例になります。
経結膜脱脂法と併用した場合には経結膜脱脂法+微細分離脂肪注入のリスク・副作用・合併症も参考にされてください。
マイクロCRF注入は国内未承認機器を含みます。
副作用・リスク:腫れ、内出血、左右差、生着率の個人差、凹凸感など
治療に用いる医薬品および機器は当院の医師の判断の元、個人輸入手続きをおこなったものです。