クリニック移転のお知らせ

2017年11月11日にあびこ駅前クリニックは東京都内へ移転いたしました。
移転に伴いクリニック名をプラストクリニックへと変更となりました。
ご不便をおかけしますが何卒宜しくお願い致します。

ヒアルロン酸分解注射(ヒアルロン酸溶解注射)・ヒアルロニダーゼについて

過去に入れたヒアルロン酸を無くしたい場合にはヒアルロニダーゼというヒアルロン酸を溶かしてくれる注射をすると解決されます。

目元の治療を積極的に行っていると、他の部位のヒアルロン酸注射またはヒアルロン酸分解注射では経験しないことを多く経験します。

それは、ヒアルロン酸を注射した部位を手術で直接見る機会が圧倒的に多いということです。

例えば、法令線にヒアルロン酸を注射することはよくありますが、手術で法令線をあけることは極めてまれです。

その一方、過去にヒアルロン酸を注射した目元そのものを手術であけることは非常によくあります。

その経験を踏まえてここではヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸分解注射)について書かせていただきます。

ヒアルロン酸分解注射を打つ主な理由

ヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸分解注射)を打つ主な理由は

①入れてあるヒアルロン酸の形(状態)が気に入らない

②手術のために邪魔になるヒアルロン酸を溶かす必要がる

③ヒアルロン酸のアレルギーによって腫れたため溶かす必要がある

などがあります。

 

当院では主に②が多いです。

理由は以前にヒアルロン酸などで目元の治療をしていたけれども、手術によってより良くしたいという方が多いからです。1週間に3~4人の方に注射をすることもあります。私自身が以前にヒアルロン酸を注射させていただいた方に対しても手術の準備としてヒアルロニダーゼを注射させていただくこともあります。

(他院様で4年前にヒアルロン酸注入を目元にされた方の溶解症例)

ヒアルロン酸分解注射の特徴

ヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸溶解注射)の特徴には以下のようなものがあります。

①ヒアルロン酸の種類

世の中のすべてのヒアルロン酸を検証した訳ではありませんが、ほとんどのヒアルロン酸は溶かせる印象があります。

ただし、ヒアルロン酸によるアレルギーを繰り返して瘢痕拘縮が起こっているであろう組織にはヒアルロン酸そのものはおそらく分解されていますが、瘢痕自体は消えません。

ですので、その場合皮膚表面から触るとまだヒアルロン酸が残っているのかな?と思ってしまうこともあります。

②ヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸分解注射)の種類

世界の国々でヒアルロニダーゼが生産されております。

今までに5種類ほどのヒアルロニダーゼを扱ってきました。

なぜ、いろいろな種類を扱ったかといいますと、効果と副作用(アレルギー反応)の出方に違いがあるのではないかと思ったからです。

明確には分かっていませんが、自分なりの経験で今は絞った種類のものを使用しています。

③ヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸分解注射)を行う回数

ヒアルロン酸に対して注射を行うと必ずしも一回で分解されていないことがよくあります。

また、部位によって分解のされ易さに違いがあるように思います。

目元の場合は注射の方法で随分分解のされ方が違うのだなと手術中によく思います。

ですので、できるだけ一回で分解されるように注射をすることが大切かと思っておりますが、注射を受ける方にはどうしようもないお話しかと思いますので割愛します。

④アレルギー反応について

ヒアルロニダーゼを注射すると2~3日むくむことがあります。

さらにまれにアレルギー反応でとても腫れることがあります。(目の下に注射をして上まぶたまで腫れることもあります。)

その場合の対処方法はそれぞれの医療機関によって違うと思います。