目の下のクマ・たるみ・しわ治療 経結膜脱脂法+微細分離脂肪注入 グロスファクター 症例紹介 40代 女性

左上:他院様術後、当院術前

右上:術後6か月、成長因子(グロスファクター)注射前

左下:術後9か月、成長因子(グロスファクター)注射後3か月

右下:術後1年4か月

 

目の下のクマが気になるとのことでした。

以前に他院様でまぶたの裏から目の下の膨らみ(眼窩脂肪による膨らみ)をとる脱脂術をお受けになられていました。

診察させていただくと重度の皮膚の色素沈着によるクマと、目の下の膨らみと頬との境界線によるクマが混在している状態でした。

特にこのタイプの形のクマに対する脱脂術のみで得られる結果については術前に十分に治療を受けられる方とお話をさせていただいております。

今回は皮膚を切らない下まぶたの膨らみとりおよび微細分離脂肪注入をさせていただきました。

形による目の下のクマはなくなりましたが小じわが気になるとのことで半年後に成長因子(グロスファクター)を目の下に注射させていただきました。

反応がとてもよく小じわの改善とわずかに皮膚のボリュームが増しました。通常は3回程度注射させていただき結果をみるという具合です。

今回は初回で術後9か月後程度の効果が見られておりました。涙袋の下のシワは減っておりましたが涙袋の下の影も浅くなっていますので人によっては術後6か月くらいのときの立体感の方が好きな方もいらっしゃるかも知れません。

術後1年4か月の時も特に小じわは増えておりませんでした。

色は術前と変わりありませんが立体感を整えるとクマが気にならなくなる典型例です。

皮膚を切開しても、膨らみをとりのぞくことをしてもこのような立体感にはなりません。立体感をだす手術は脂肪を注入するだけではありませんのでよくご相談されることが大切です。

治療を担当させていただきありがとうございました。

筆者紹介

著者
石川勝也
役職
プラストクリニック院長
資格
日本形成外科学会認定専門医
日本美容外科学会認定専門医(JSAS)
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