経結膜的眼窩脂肪組み換え術の術後の腫れやダウンタイムについて

「裏ハムラ法のダウンタイムについて教えてください。」
「裏ハムラ法はかなり腫れますか？」

など目の下のクマ・たるみ治療の一つである裏ハムラ法（経結膜的眼窩脂肪組み換え術）の術後経過のご相談を多くいただきますので、ここでは経結膜的眼窩脂肪組み換え術の腫れやダウンタイム、内出血などの経過についてお伝えしていきます。

経結膜的眼窩脂肪組み換え術を行った場合の目周りの腫れについてお伝えします。

内出血は半分以上の人にでます。
手術後1週間ないしは2週間程度は普通にあります。
強く出た場合には3週間からもう少しかかることもあります。

両側に出ることもあれば片側だけ強く出ることもあります。

また、白目に内出血（結膜下出血）を起こすことがあります。
この場合、目が赤くなります。
結膜下出血がひくのにやはり1週間から2週間かかります。

手術後からの過ごし方ですが、手術当日はゆっくり体を休めつつ保冷剤をハンカチでくるんだくらいの冷たいものなどで目の下を冷やすとよいです。

休むときは敢えてベッドに水平に横にならずに椅子に座っているくらいの方が腫れは出にくくなります。

冷却は3~4日程度意味があります。
4~5日目以降は術後の腫れのピークを超えてきますので当初ほどの意味はなくなってきます。

手術翌日以降も特に安静にしていないといけないというわけではありません。
通常通りの生活で問題ありませんが、顔を下に向けたり、いきむ動作は極力避けた方がよいです。
いきんだときに下まぶたの裏から出血することもあります。

ダウンタイム中はうまく隠す方法はありますか？と聞かれることがあります。

術後1週間はマスクまたはふちあり眼鏡で過ごされる方が多いです。

両方つけるとなおよいです。（環境がゆるせば。）

当院での治療の場合は術後3日間のテープ貼付をご案内しておりますのでマスクの方が隠しやすいです。
（テープが邪魔な場合は3日たっていなくても適宜外していただいてかまいません。）

目の下のクマ・たるみ治療の一つである経結膜的眼窩脂肪組み換え術の術後の腫れや内出血の経過についてお伝えしました。

経結膜的眼窩脂肪組み換え術は目の下のクマ・たるみ治療としては腫れが強い手術だという認識が必要です。

環境は人それぞれですのでお仕事のスケジュールなどをみてご検討されるとよいと思います。