目の下のクマの手術をすると面長が治りますか?面長になりますか?

今日は、目の下のクマやたるみの治療をすると、顔が面長になるかどうかということに触れたいと思います。

今までに何人かの方から、面長が治りますか?などの質問を受けました。

実は、面長であることを気にしている方は注意が必要です。

なぜならば、面長は治らないからです。

ただなんとなくこのページにたどり着いたのであれば、ふーん、くらいの感じで読んでいただければと思います。

結論

結論を先に述べますと、「面長が治ったように感じる」「面長になったと感じる」ということはあり得ます。

顔の長さは変わらないのですが、目元が変化したことでそのように感じる可能性があります。

つまり、顔の長さが変わるわけではありませんが、面長に見えるかどうかは個人個人の解釈の問題、評価の問題ということになります。

面長が気になる方は要注意です

目の下のクマやたるみも気になるし、顔が面長なのも気になっているという場合、目の下のクマやたるみの治療を受けない方がよいとアドバイスしています。

目元が変化することによって、面長が余計にひどくなったと感じてしまう可能性があるからです。

さらに、面長が気になっていて、目の下のクマやたるみを治すと良くなるのでは?と思われた場合は危険です。

もちろん、面長までが解消できたと感じる可能性もありますが、おそらくまれだと思います。

今までの経験上、基本的に人は悪い方向への解釈をしてしまうことが多いからです。

これは何万人もの方のカウンセリングをした結果、そう思います。

どうしても何かしらの治療をしてみたい場合は、ヒアルロン酸注入による改善を試してみるのがよいと思います。

ヒアルロン酸注入であれば、どうしても気に入らなければ、ヒアルロン酸分解注射を打つことでほぼ元に戻すことができるからです。

症例による比較

施術名:経結膜脱脂法+微細分離脂肪注入
リスク:腫れ、内出血、痛み、しこりの形成、左右差、脂肪生着率の個人差など
費用:44万円(税込み)

いかがでしょうか。

上記の方の場合、目の下のクマは改善していますが、涙袋から下の余白が広くなっているとも言えます。

このような変化を見て、面長になっていると感じる方は目の下のクマやたるみの手術を受けない方がよいです。

まあ、それはそうかもしれないけどクマがなくなったから別に問題ないんじゃない?と思われた方は面長どうこうについてはそれほど気にされなくてよいと思います。

まとめ

目の下のクマやたるみの治療をしたところで、面長に感じるかどうかは人によって違います。

面長を気にされている方はひとまず目の下のクマ・たるみ治療を手術で安易に受けるのではなく、元に戻せるヒアルロン酸注入などを検討されるとよいと思います。

筆者紹介

著者
石川勝也
役職
プラストクリニック院長
資格
日本形成外科学会認定専門医
日本美容外科学会認定専門医(JSAS)
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