男の人の目の下のクマはかっこよくないですか?

女性からすると「男の人のクマは逆にかっこいいですけど、女性のクマはただ単に老けて見えるので改善したい」という意見をお持ちの方がいらっしゃいます。

実際には男性の目の下のクマも多く治療していますが、かっこよく見える場合があるということのようです。

ここでは男性の目の下のクマの魅力についてみていきます。

かっこよく見える理由

目の下のクマは一般的には疲れて見え、健康的ではないように見られることが多く、本人がそう思っていなくてもそのように表現されることが多々あります。

しかしながら、目の下のクマは実際には魅力的な面もあるということを伝えている記事も散見されます。
https://www.vogue.com/article/french-girl-beauty-undereye-circles-concealer-tips
https://www.instyle.com/beauty/dark-under-eye-circles-problem

目の下にクマがあるといくつかの魅力的に見える点があります。
特に男性にフォーカスを当てた場合、以下のような点が挙げられます。

ミステリアスさや深みを感じさせる

目の下にクマがあると、疲れたように見えることがありますが、その疲れた表情が「深み」や「経験」を感じさせ、ミステリアスな雰囲気を生むことがあります。これは、人々に「どんな人生を歩んできたのだろう?」と想像させる魅力になります。

感情的な強さを示す

クマがあると、感情的に疲れたり、ストレスを経験しているようにも見えますが、それがむしろ「頑張っている」「乗り越えてきた」という感覚を与え、精神的な強さを表現しているかのように見えることがあります。

知的でアーティスティックに見える

時には、目の下にクマがあることが、知的な印象を与えることがあります。特にアーティスティックな人々やクリエイティブな仕事に従事する人々に対して、考え込んだり、夜遅くまで何かに没頭しているイメージがつきやすいです。

ワイルドでラフな魅力を与える

クマがあると、ラフで洗練されていない「自然体」の魅力を感じさせます。これは、完璧さを求めず、ありのままでかっこいいという印象を与え、無理のない魅力となります。

男性の目の下のクマと言っても色々ある

目の下のクマと言っても様々な種類のクマがあります。
色によるクマへこみによるクマふくらみによるクマなどあり、また複合的になっているクマも存在します。

へこみによるクマ
膨らみによるクマ

一枚目(へこみによるクマ)と2枚目(膨らみによるクマ)の画像についてあえて主観的にみると以下のようにも見えます。

ミステリアスさの違い

  • 1枚目の男性は、目の下に軽いクマがあり、疲労感を感じさせますが、控えめなミステリアスさがあります。
    目元が少し影になっていることで、考え深さや知的な印象を与えます。
  • 2枚目の男性は、クマが大きく、はっきりと目立っているため、より強いミステリアスさを感じさせます。
    ただし、過度なクマは場合によっては疲労感が強すぎて、健康的な魅力が欠けてしまうこともあります。

健康的な印象

  • 1枚目の男性は、クマがあるにもかかわらず、健康的でバランスの取れた顔立ちを保っています。
    クマが目立ちすぎないため、全体的な健康美を損なってはいません。
  • 2枚目の男性は、目の下の膨らみが目立つため、疲労感や健康状態が悪いように見える可能性があります。
    これが一部の人には、セクシーさやワイルドさとして映るかもしれませんが、他の人には不健康に見えることもあります。

自然体とワイルドさ

  • 1枚目の男性は、目元に若干の疲労感があるものの、全体的に自然体であるため、落ち着いた魅力があります。
  • 2枚目の男性は、クマが目立っていることで、ややワイルドで大胆な印象を与えます。
    これが「自然な疲労感」としてかっこよく見える場合もありますが、少し強調されすぎると不自然に映ることもあります。

精神的強さの印象

  • 1枚目の男性は、少し疲れているように見えるものの、クマが目立たないため精神的な強さや落ち着きが伝わります。
  • 2枚目の男性は、クマが非常に強調されていることで、長期間の疲労やストレスを感じさせ、それが「頑張り続けている」という印象を与える可能性もあります。

男性の目の下のクマは魅力的か治療するべきか

こうしていろいろな視点で見てみると、適度なクマはその人に深みを与えてくれ、必ずしもマイナスとは言えません。

全面的にクマがあった方がよいとまでは言えませんが、ときに魅力的に見えることがあります。

ただし、程度が強いと評価が分かれてくることも事実です。

特にへこんでいるクマと膨らんでいるクマでは印象がかなり違います。

どこまでいっても個人個人でどう感じるかという主観的なお話になります。

最近の風潮で、目の下のクマは悪なので治療したほうがよいという考えが広告やSNSを中心に浸透しているようですが、必ずしも治す必要はありません。

気になる方は目の下のクマの治療を検討されてもよいと思います。

筆者紹介

著者
石川勝也
役職
プラストクリニック院長
資格
日本形成外科学会認定専門医
日本美容外科学会認定専門医(JSAS)
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