目元のクマ・たるみ治療を受けた方の症例写真の見方

目の下のクマやたるみの評価のために経過写真は重要なツールとなります。

そのときの撮影された写真をどのように見ればよいかについてお伝えします。

症例写真を見る上で大切なこと

術前・術後の症例写真を見るうえで大切なことは、たとえば経結膜脱脂法で綺麗に改善されている写真を見たとします。それを経結膜脱脂法をすればこんなに綺麗になるんだなと思い込んではいけないということです。
一般の方には同じ症状のように思えても専門家が細かくみると別の症状であるということは大いにあります。
細かく見た時には別の治療方法を選んだ方がよいこともよくあります。
それを前提として、ここでは主に撮影に関してお伝えしたいと思います。

目元の撮影に関して

撮影条件

色の評価のためにはフラッシュなしで撮影すると分かりやすいです。

影の評価のためにはバウンス撮影(上にフラッシュを向けて天井からフラッシュが降ってくるように撮影)が分かりやすいです。

注意点①

最悪なのは強いフラッシュを正面に向けて撮影されている写真です。色も形もわからなくなりあたかもクマもたるみもないように見えますので注意が必要です。術前は普通の撮影で術後は眉間付近に光があたっている写真は全く術前・術後の評価になりませんので覚えておかれるとよいかと思います。

注意点②

もう一つは下から反射板を使った撮影をされているものも目元のクマやたるみの評価には向きません。術前にあった法令線(鼻の脇からのシワ)の影が術後になくなっている場合はその撮影方法の可能性がありますので参考にされるとよいかと思います。

注意点③

メイクの有無も見た目に左右します。術前はメイクなしで術後はメイクありの場合は色に対しては評価しにくくなります。ただしシワはメイクありの方が目立つことが多いです。クリニック側の立場から申し上げますとメイクの有無は現実的にはあわせることが難しいこともあります。

撮影のタイミング

目の下のわずかな影はクマとして見えることが多いですが、術後にむくんでいる状態であるとあたかもクマが無く皮膚にハリがあるように見えます。
また目周りはわずかなむくみが非常にでやすい場所ですのでとくに手術の場合は治療方法に関係なく最低でも3ヶ月は経たないと評価できません。

特に手術直後から2ヶ月程度は手術の経過としては評価できますが結果としては評価できない時期ですので頭にいれておかれるとよいと思います。
人によっては手術から2ヶ月程度は良かったのにあとから窪みがでてきたということをご相談いただくことがあります。

術後の撮影時期が書いていない症例写真は評価が難しいですので撮影時期を確認されるとよいと思います。
目元の治療は、手術直後の写真で結果を評価するのは注意が必要です。

表情によるたるみの見え方の違い

笑ったときなど少し目元に表情を作ると無表情のときにくらべてあたかもたるみが無くなったかのように見えることがあります。
術前は無表情で術後は笑った写真などでは純粋な治療結果の評価にはなりません。

プラストクリニックの症例写真

目の下のクマ・たるみ治療を担当させていただきました方々の術前・術後経過を多数ご紹介しております。

筆者紹介

著者
石川勝也
役職
プラストクリニック院長
資格
日本形成外科学会認定専門医
日本美容外科学会認定専門医(JSAS)
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